皆さま、こんにちは!中里ミル動物病院、院長の渡辺です。今月のコラムのテーマは「ライフスタイル別 犬猫の選び方について」について、お話ししようかと思います。

今月は、シニア世代の方々がペットと一緒に幸せに暮らすためのコラムだワン!にゃん♩
先日、「2050年には一人暮らしをする 65 歳以上の高齢者世帯が増加、 ほとんどの地域で全世帯の 20%以上を占める」と公表されました。私はこの記事を見て、医療や介護など社会の仕組みなど生活様式も今と比べさらに変わっていくのではないかと思いました。
参考記事:一人暮らし高齢者世帯が増加、2050年は32道府県で20%超に (朝日新聞DIGITALより)そんな近い未来を迎えるにあたり、これからの自分自身のパートナーとして、良き相棒として犬や猫との暮らしを選択する方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、中高年世代の犬猫との暮らしをテーマに書きました。(私が獣医師として 22年間臨床現場で得た経験から完全な主観で述べているのであくまで参考までに読んでくださいね。)
この年代では、仕事やプライベートにおいて時間にゆとりが出てくる方も多いのではないでしょうか?
日々の暮らしに癒しの対象として犬猫を飼う方におすすめは、 トイプードルやミニチュアダックス、シーズー、チワワ、ヨークシャテリアなど小型犬や猫、純潔種ではマンチカン、スコティッシュ、アメリカンショートヘアなどが穏やかな性格で良いでしょう。
癒しだけでなく散歩やアウトドアなどアクティブにと考えている方は、 大型犬(ラブラドール、ゴールデンレトリーバー、シベリアンハスキーなど)やジャックラッセル、ウェルシュコーギーなど陽気で活発な性格を持つ犬種がおすすめです。

君がいてくれたら、寂しくないよ。
この年代では、仕事を引退され犬猫との時間が多く持てる方が中心になるかと思います。体力的なことを考えると、活発な犬種より室内で穏やかに暮らせる犬猫を選ぶことが推奨されます。小型犬種や猫が望ましいでしょう。
また、犬猫は 15~20 年ほど生きますので、子犬子猫から飼う場合はご家族全員でのサポート体制を整えることが重要です。 最近では、 保護犬猫の里親になるという選択肢もあります。保護犬猫のメリットとしては、 成犬成猫で性格が分かっているため、ご自身の求める子かどうか選べる点です。
犬猫との暮らしは、 時間・お金・体力を考慮してご自身のライフスタイルに合った犬猫を選ぶことが重要です。見た目がかわいいから、有名人が飼っているから、等安易な気持ちで選ぶのはやめましょう。
私が実際経験した事例では、 犬の飼育に時間がかけられない方が柴犬や甲斐犬などの和犬を飼い、子犬の時期に十分なしつけが為されずに成犬時に攻撃的な性格になってしまい、 飼うのを諦めたケースや吠える声が大きい犬種((ビーグルやダックスなど)だと知らずに飼い、吠えることで近所迷惑となり飼育を諦めるケースなどがあります。

人間もペットも躾が重要です。
犬猫との暮らしは私たちの暮らしに様々な恩恵を与えます。 一方で、 彼らは子供と違い自立することはありません。 一度暮らすと決めたら終生飼養をする飼主の責任の元、 犬猫との暮らしを楽しみましょう。
ミル動物病院では健康診断『ワンニャンドック』を実施ししております。当院でも健康診断プランもご用意していますので、体調で気になる事がある方は遠慮なく当院受付もしくは獣医師にご相談ください。
ご不明な点、ご相談は当院までご連絡ください。

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