ワンちゃんのこの症状は『咳』それとも『吐き気』?

皆様、こんにちわ。富士市の「ミル動物病院桜ヶ丘」院長の飯島です。

春ももうすぐそこまで、というような季節に移ろいつつあります。そんな時期に何かと厄介な花粉。皆様もどうぞご自愛くださいませ。

 

今回のコラムは『咳と吐き気の違い』について取り上げようと思います。

 

我が家のワンちゃんがえづいたり、咳き込んでいる。そんな時、我々飼い主には、かなり苦しそうに見えるもので、今すぐにでも救ってあげたい気持ちになります。出来ることなら変わってあげたい!そんな気持ちになるものです。

 

ワンちゃんが激しく咳込んだ後にえずく。これって何かの病気なのでしょうか?と心配になる飼い主様も少なくないようです。

そんな時には、どのような対応がワンちゃんにとって最善なのでしょうか。では、今月のコラム行ってみましょう。




1:大事なのは「撮って」「見せる」こと。

『うちの子、昨夜からウエウエしてるの!』と心配な面持ちで来院される患者様。

 

動物達は喋れないので、何故苦しがっているのかは、原因がわからないケースが多々あるようです。

単純に、「咳き込んでいるから、単なる風邪だろう。」と、放って置くと、取り返しのつかないケースになることも。

 

苦しそうに咳込んでいるワンちゃんの症状が出ているときの説明として、飼い主様からの説明は、

 

『吐きそうですが、吐かないんです。』

『喉に何かがつかえているみたいなんです。』

『おじさんがタンを吐くみたいな声を出すのですが…。』etc 

 

皆様、様々な表現をする傾向にあります。

ここで参考までに、咳と吐き気(嘔吐)の違いを、実際に動画で見てみましょう。

 

■咳の一例

 

■吐き気の一例


 

受診の際、症状の「モノマネ」をしてくださる飼い主様もいらっしゃいますが、モノマネで咳か吐き気か判明したケースはまれです。(今までモノマネしていただいた飼い主様、すみません!)

最近はスマートフォンで動画を撮りお持ちいただくケースも多くなりました。この場合、ものまねではなく実際の動きと声を確認できるので、症状を特定するにあたり、大変参考になることケースが多いです。

 

撮影が難しい場合もありますが、なにかいつもと違う様子で、どの要因説明するべきか困った際には、動画撮影に挑戦し受診の際に我々にお見せ下さい。「いつもと違う」時は一度獣医師に相談してみることをお勧めいたします。

 

ミル動物病院桜ヶ丘 獣医師 飯島




ミル動物病院では1月~3月に健康診断『ワンニャンドック』を実施ししております。
当院でも健康診断プランもご用意していますので、体調で気になる事がある方は遠慮なく当院受付もしくは獣医師にご相談ください。

ミル動物病院桜ヶ丘
院長:飯島




以上、今月のコラムでした。ご不明な点、ご相談は当院までご連絡ください。


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