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こんな時どうする?ペットとの暮らし編

皆様こんにちわ。中里ミル動物病院、院長の渡辺です。

今回のコラムのテーマは「こんな時どうする?ペットとの暮らし編」と題して皆様へコラムをお届けしようと思います。

皆さんも、犬との散歩中にヒヤッとしたこと有りませんか?


飼い犬が他人を咬んじゃった(犬に咬まれちゃった)

散歩中、犬のリードが外れて他人を噛んで怪我させてしまった。さて、皆さんでしたら、こんな時どうしますか?

どんな理由であれ、飼い犬が人に危害を加えた場合は飼い主が責任を負わなければいけません。けがの治療費や慰謝料を払うことになった場合、個人賠償責任保険に入っておくとよいです。といっても、実は自動車任意保険や火災保険に付帯している場合が多いので、一度保険内容を確認してみるとよいでしょう。

怪我の治療費だけならまだしも、それが原因で仕事が出来ない、責任取れ!なんてことになったら大変です。

そもそも、そうならないように散歩中は首輪とリードをしっかりつけることが大事ですね。


ちなみに、犬や猫に咬まれた場合は外科にかかるようにしましょうね。あとで腫れたり化膿したりするので気を付けましょう。

 

犬や猫を車に乗せる場合に気を付けること

旅行や通院などで、犬や猫を車に乗せる時、皆さんはどうしていますか?

乗せ方の場合によっては事故につながったり、道路交通法違反に問われたりすることがあるので注意が必要です。

 

  運転席側から犬が顔を出している。

  運転手の膝の上に、犬や猫を乗せて運転する行為。

  犬や猫を車内で自由にさせる行為。

 

これらの行為は、全て道路交通法により禁止されています。

飼い主たるもの、公共ルールは守りたいワンっ。



急に犬や猫が動いて運転の妨げになって大事故に…なんてことにならないように車内ではキャリー(クレート)に入れる、ペットシートやペット用シートベルトを活用しましょう。

キャリーに入れると車酔いしてしまうという子には酔い止め薬もありますので、動物病院に相談してみましょう。

これは僕たち「犬用の車酔い止め」だワン!


迷い犬猫を保護したらどうする

保護をしたらまずは最寄りの警察と保健所、動物病院に連絡しましょう。意外と迷子届がでていることが多いです。(飼い犬猫が迷子になった場合も同様に連絡しましょう。)

もし、ケガや衰弱している場合は動物病院に連絡しましょう。

最近ではマイクロチップが入っていたおかげで、すぐに飼主さんの元へ帰ることが出来た事例もありますので、マイクロチップや迷子札の装着もお勧めします。

ミル動物病院コラム_動物愛護法改正に関して_マイクロチップの義務化画像

マイクロチップのおかげで無事にお家に帰れたワン!


マイクロチップに関しての過去のコラムはこちらから。

・犬猫へのマイクロチップ装着義務化について(2022年6月16日コラム)

・2019年6月12日に動物愛護法が改正されました。(2019年8月13日コラム)
 

今月のコラムはここまで。次回のコラムもみなさま、お楽しみに♫

 

中里ミル動物病院

獣医師 渡辺







 

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