年忘れ!動物病院のあるある『ヒヤリ&ハッと集』

みなさまこんにちわ。ミル動物病院桜ヶ丘医院長飯島です。

今回のコラムは、年忘れ!動物病院のあるある『ヒヤリ&ハッと集』と題しまして、動物病院でよく見受けられる、ちょっとした不注意による失敗談を発生場所別に纏めたお話しをしようと思います。

ミル動物病院12月コラム_年忘れヒヤリハット集

これからお話し致します以下の事例は、動物病院で見受けられる「冷やっとした!」「ハッとした!」という事例集です。年明け早々に、ご自身の大切なペットに同じことが起きないように注意くださいね。

 

実際、事故に遭遇した飼い主様が共通して仰られることは、

 

『いつもはこんな事にならなかった。』
『うちの子に限ってこんな事はしないと思った。』

 

ということ。

 

病院に来ている犬猫には動物嫌いな子が居たりします。うちの子は大丈夫でもほかの子がダメな場合もあるので飼い主様のほかの動物達への配慮が大切です。

 

ミル動物病院12月コラム_年忘れヒヤリハット集

 

駐車場編

(ケース1)猫をケージに入れず、抱っこで来院。車や犬に驚き、暴れて逃亡。

当医院HP「初めての方へ」でもお知らせをしておりますが、当院にご来院の際は、犬はリードをつけるかキャリーケースに入れ、猫はキャリーケース又は大きめの洗濯ネットに入れてからご来院いただいております。

ミル動物病院12月コラム_年忘れヒヤリハット集
(ケース2)犬の首輪が緩く、飼い主さんが引っ張ると首輪が抜けて失踪。

普段は犬の負担を考え、首輪は緩めにされている飼い主様が多いと思いますが、ご来院の際には、首輪をしっかりと付けられているか、再確認をお願いいたします。大体の判断基準は、指が2本入れば十分ですよ。

ミル動物病院12月コラム_年忘れヒヤリハット集

(ケース3)リード無しで犬と病院に入る際、他の犬に吠えられびっくりして車道に飛び出し交通事故。

病院に来ることは、犬猫にとっては人間が思った以上に不安が伴うようです。なるべく興奮させないようにしたり、恐怖心を少しでも軽減できるような工夫を行ってあげてくださいね。

 

(ケース4)ケージに入ってない状態で車内や荷台に犬を乗せて、走行中に誤って落下事故。

先日、残念なことに謝って転落してしまったワンちゃんが死亡してしまうということがありました。チワワ等の小型犬は、思った以上に落下事故に弱いものです。十分気をつけてご来院ください。

ミル動物病院12月コラム_年忘れヒヤリハット集

 

待合室編

(ケース1)椅子の上に犬を乗せた状態で放置、落下して骨折。

先にもお伝えしましたように、犬の骨は予想以上に脆いです。慣れない環境で放置されたワンちゃんは不安で仕方がありません。間違っても、慣れない場所で診察台等の上に放置することは絶対にやめてください。

(ケース2)リードを長いまま来院し、待合にいた他の犬に咬傷事故。

ご来院の際は、飼い主様が責任を持ってリードを短く握ってあげてください。

ミル動物病院12月コラム_年忘れヒヤリハット集

 

診察室編

(ケース1)診察台の上に犬を乗せた状態で放置、台から落下事故。

待合室のケースでもお話ししましたように、犬は慣れない場所で放置されると飼い主の元へ戻ろうとします。不安を感じさせないということが大切です。

(ケース2)猫を診察台に出した状態で放置、パニックで逃げた猫を飼い主様が押さえ大けが。

 

(ケース3)診察台で治療中、動物の顔の前に手や顔を近づけて噛まれる。

ご自身の愛犬・愛猫の診察中はみなさま不安ですよね。しかし、親心から診察中にワンちゃんやネコちゃんに顔を近づけ「怖くないよ〜」「痛くないよ〜」などという行為は大変危険です。診察中の犬猫は不安心から一刻もここから逃げようと必死です。噛まれてしまいますよ!

 

 

自宅編

(ケース1)人間が服用している薬を置いておいたら、犬が勝手に食べてしまい中毒を起こした。

(ケース2)テーブルの上に置いてあった、玉ねぎやブドウやチョコレート(犬にとっての毒物)を食べてしまった。

不注意による誤食は薬だけではありません。この時期は、人が集まり食べ物がテーブルに乗ることが多くなる時期です。飼い主様は、特にこの時期のペットの誤飲誤食にお気をつけください。

ミル動物病院12月コラム_年忘れヒヤリハット集

(ケース3)来客などで興奮し玄関まで走って行き、転倒し骨折や靭帯断裂。

飼い主が帰ってくると、犬猫は子供のようにご主人様を歓迎してくれますが、こんな事故が起こってしまったら大変です。

 

以上のようなことは、飼い主様のちょっとした意識を持っていただければ防ぐことができる事故です。起きてしまう前に、事故が起こらないようにしてあげるということも、来年は意識してみてください。

月のコラムは以上です。皆様と、愛犬猫ちゃんにとって、良い年が迎えられますように。

 

ミル動物病院桜ヶ丘:獣医師 飯島



ミル動物病院では健康診断『ワンニャンドック』を実施ししております。当院でも健康診断プランもご用意していますので、体調で気になる事がある方は遠慮なく当院受付もしくは獣医師にご相談ください。

ご不明な点、ご相談は当院までご連絡ください。




 

中里ミル動物病院 渡邉

関連記事
犬・猫の嘔吐下痢 │ 忙しい時期こそご注意を。

皆様こんにちわ。ミル桜ヶ丘医院長の飯島です。   早いもので、今年も一年で一番忙しい時期である12月に入りました。 皆様、体調管理にはどうぞお気をつけ下さいませ。 さて、ミル動物病院の連載コラム3弾目の今回は、[…]

[» 続きを見る]

災害時の犬猫との避難

皆様、こんにちわ。富士市の「ミル桜ヶ丘動物病院」院長の飯島です。   今回のコラムは過去の災害時の教訓を中心に記載していきます。 今年は、日本全国で様々な天災に見舞われた年です。(台風25号も発生したとのことで[…]

[» 続きを見る]

愛犬のデンタルケア、始めませんか?

「先生、うちの子、歯磨きさせてくれないんです…」 という相談をよく受けます。   そこで今回のコラムのお題は… 『デンタルケア初歩の初歩』 歯磨きは上手く出来ないけど、愛犬の口臭や歯垢歯石が気になる飼い主様必見[…]

[» 続きを見る]

初めてのドックランデビュー!デビュー前の大切なことについて。

皆さんこんにちわ。ミル動物病院桜ヶ丘医院長の飯島です。 GWも終わり、気持ちの良い気候が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?   だんだんと暖かくなってくると、ワンちゃんを飼われている飼い主様はドッ[…]

[» 続きを見る]

ペットの「尿路結石」について。

皆様、こんにちわ。富士市の「ミル動物病院桜ヶ丘」院長の飯島です。 今年は膀胱結石の手術が例年に比べて多いように感じます。 それは、桜ヶ丘に限らず中里でも同様のようです。感染するものでも無いですし、たまたまかもしれませんが[…]

[» 続きを見る]